春抱き字書きさんに30の質問


No.1 あなたのお名前(HN)を教えてください。
A. ましゅまろんどん(藤乃めい)です。
No.2 春抱き小説を書き始めてどれくらいですか?
A. 2005年の夏ごろからなので、7年ちょっとになります。
・・・つうか、もうそんなになるのか(遠い目)。
ちなみに、小説(らしきもの)を書き始めたのは中学生くらいのとき(汗)。
No.3 一番書きやすいキャラは誰ですか?
A. 香藤くん。香藤くん視点で、香藤くんの思考や欲望にシンクロして
岩城さんを見るというのが基本姿勢ですね。
No.4 一番書きにくいキャラは誰ですか? また、その理由は?
A. 書きにくいキャラは無理に書かないからなあ(苦笑)。
岩城さんのマイナス思考うだうだ現象も実はけっこう好きなので、
それを書くのも楽しいです。
No.5 一番好きなキャラと書きやすいキャラは同じですか?
A. 違うってことになりますねえ。
岩城さんを「書きにくい」わけじゃないので、ちょっと答えに躊躇しますが。
No.6 だいたい短編、長編のどちらが多いですか?
A. 即興的に書くのは短編というか散文詩。でも自分では長編メインだと思ってます。
No.7 小説を書く時の状況は?(場所・時間・BGM等)
A. 自室で、夜、ひっそり無音の世界で。
No.8 小説を書くとき、どんなことに気をつけていますか?
A. 簡潔な文章を淡々と綴ること。くどくど描写しすぎないこと。
小説ごとのメッセージ性を忘れないこと。季節感を出すこと。
読者の感性を信頼する(説明しすぎない)こと。誤字・脱字をしないこと。
岩城さんと香藤くんの深い結びつき、信頼関係を描くこと。
(つまらない誤解やすれ違いはこの夫婦には相応しくない)
文章の美しさと抒情性は、究極の課題ですね。
No.9 岩城さんを書くときに(台詞なども含め)心掛けていることはありますか?
A. しゃべらせすぎないこと。でも岩城さんって決して無口じゃないんですよね(笑)。
ときに滔々と熱弁をふるうので、バランスが難しい。
聖人君子でも優等生君でもないリアルな岩城さんの、年相応の魅力を描きたいです。
No.10 香藤君を書くときに(台詞なども含め)心掛けていることはありますか?
A. 彼らしい言葉遣いかなあ。普段の口調はぶっきらぼうで男っぽいでしょう?
岩城さんに対してだけ、可愛い女の子口調になる(笑)。
そういう細かな描写や、彼独特のポジティブな思考回路を描きたいです。
子供っぽさを封印する傾向があるのは、わたしの好みの反映です(苦笑)。
No.11 得意な、またはよく書くジャンルは? (シリアス・ほのぼの・コメディなど)
A. シリアスでえっちな長編がほとんどだという気が・・・(汗)。
どれほど荒唐無稽な設定でも、めろめろエロドラマになっちゃうからなあ。
No.12 逆に苦手な、あまり書かないジャンルは?
A. コメディはまったく書けません。
No.13 原作ベースとパラレルもの、書くのはどちらが好きですか?
A. どちらも大好き。自由な発想ができるだけに、パラレルでは いかに本編の
二人の本質・属性を維持するかがカギになりますね。
No.14 一人称と三人称どちらが多いですか?
A. 本当はもっと三人称小説を増やしたいのですが、一人称が多いですね(汗)。
No.15 例えば、春抱きキャラで「学園物」を書くとしたらどんなキャスティングにしますか?
思いつくだけでいいのでお答えください。(学園長・教頭先生・各教科の先生・
保健の先生・司書の先生・生徒・生徒の保護者etc)
A. ごめんなさい。学園物には興味がありません。
No.16 書く時は集中して一気に書きますか? 時間をかけて少しずつ書きますか?
A. 時間をかけて少しずつ、でしょうか。
えっちシーンだけは、一気に書き上げる勢いがないとえろいものは書けないですね。
No.17 背景描写・心理描写のどちらに力を入れるほうですか?
A. わたしの小説にはどちらも多めだと思います。
No.18 推敲にはどのくらい時間をかけますか?
A. 理想は「たっぷり」ですが、現実には小説を書き上げるとすぐに
サイトにアップ ・・・ですねえ。更新が優先というか。
No.19 どのくらいのペースで書き上がりますか?
A. 遅々として進まず・・・(汗)。
かつて毎週、新作長編を発表していた頃の若さは今のわたしにはありません。
No.20 年齢制限に引っかかるようなお話は書いたことがありますか?
A. そういうのしか書いてないような・・・(汗)。
もっとも、ベッドシーン=色っぽい場面、ではないですよね。
あからさまな性描写をしても、読者がそれを読んでえろい気持ちに
ならなければなんの意味もない。濡れ場が女性にとって色っぽいシーンで
あるためには、そこに抒情性と精神的な結びつきが必須だと思ってます。
「BLは女性にとってのポルノ」だというのが持論ですが、実際のところ
男性向けポルノとはまったく方向性が違うと思います。
No.21 書いていて嬉しい・楽しいときはどんな時ですか?
A. 面白いプロットやセリフを思いついたとき。ドンピシャの表現が出て来たとき。
No.22 書いていて難しいなぁと思うところは?
A. 個々のシーン描写とナラティブの理想的な割合は、永遠の課題です。
No.23 書いていて詰まった時はどうしていますか?
A. とりあえず休憩します。
ときを置いても尚どうしても続きが書けないようなら、潔く諦めます(笑)。
No.24 テーマがあると書きやすい方ですか?
A. そうでもないかなあ・・・どんなテーマであっても「何かは書ける」けど、
自分が書きたい話になる保証はないので。
No.25 ストーリーを思いつくのはどんな時ですか?
A. なにか別のことをしている最中が多いですね。
『春抱き』仲間とのおしゃべりの中でインスピレーションを受けることも多いです。
No.26 ストーリーはどの程度決めてから書き出しますか?
A. 本当にケースバイケース。
着地点すら見えない状態で、見切り発車で連載を始めたこともあります(汗)。
No.27 タイトルはどうやってつけていますか? また、こだわりなどあれば教えて下さい。
A. 結果的に、古典やオペラなどから想を得ることが多いですね。
すんなり決まることのほうが珍しいですけど(汗)。
気に入ったタイトルが浮かばなくて作品がアップできない、なんてことも。
No.28 タイトルは作品を完成する前・後、いつ、つけますか?
A. 書き始めから決まっていることは稀です。
小説完成後に、うんうん唸って悩んで・・・って感じ。
No.29 他の方の書いた小説を読むとき、ついつい注目してしまうのはどういうところですか?
A. 小説は面白ければ良い、と言いたいところですが・・・二次創作である以上、
本編のお二人のスピリットをいかに汲み上げているかは気になります。
No.30 ご回答ありがとうございました。あとがきなど、どうぞ。
A. 前回(2006年)とずいぶん違う回答になりました。歳、とったなあ。


質問配布=rumi様
Last update 25 October 2012